kurikuri

お知らせ・ブログ

2022.04.21 分割法で外せない条件

久しぶりにマジパンについて考えるところがあったので、昨日に引き続きマジパンについて。

マジパン細工を「分割」という方法で作るのがいいのではないかと思いついたのは、いくつかの理由があります。

一つは、
〇 レッスンしやすいということ。

同じ分量のパーツなので初心者さんでも簡単にコピーできます。

どの製菓学校でもマジパン細工の授業があると思いますが、「頭を作ります。これくらいとって…」と言われても、個人の分量が違うので出来上がりのバランスが随分違ってきます。

結局 染色したマジパンも余るのでもったいない。



もう一つの理由は、
〇 工程が簡単なので触る時間が少なく衛生的、且つ短時間で出来るので柔らかい状態の「食べて美味しいマジパン細工」ができるということ。

製菓学校に通うため上京してからは、毎年ジャパンケーキショーを見に行っていました。

マジパン細工部門もあり、華やかで細かな作品が全国から出品されています。

髪の毛1本1本を細かく貼り付けてあるマジパン人形。

立体的なポーズを付けるためには十分乾燥させて接着させるはず。

「これ食べて美味しいのかな…食べないのであればマジパンで作る必要はないんじゃないかな…」いつも思っていました。


食べ物を粗末にしないことは 私の信条です。

分割法で外せない条件は、マジパン玉を残すことなく使い切る!

例えば、

赤ずきんちゃんでスカートを抜いた余りは…

image

林檎にしたり。

image

エプロンを抜いた残りは…

image

胴体のふくらみに使います。

image

金太郎の時には、

image

おかっぱ頭とちょんまげの残りが…

image
image

クマになりました。

そうそう

image

腹掛けの残りを、タスキやちょんまげの紐に。

image

サンタさんの お髭の残りは…

image
image

プレゼント袋にします。

そんなわけで

お雛様の着物を抜いた残りは胴体にして…

image
image

残さず使い切ります。

お知らせ一覧へもどる

最新の投稿

カテゴリー

ページトップへ