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2022.08.11 おいしく食べる

昨日の阿波晩茶のお菓子は薬膳スイーツっぽいもの。

阿波晩茶を初めて飲んだ時に、凍頂ウーロン茶のような中国茶のイメージと重なり、お菓子に取り入れるのであればウン十年前に流行った薬膳スイーツやアジアンスイーツっぽい感じにしたいと思いました。

整腸作用のあるペクチンや食物繊維たっぷりの桃。
肝臓と腎臓を元気にするクコの実。
食欲増進や疲労回復効果のある生姜。
そして、腸内環境を整える発酵茶の阿波晩茶。

「このお菓子にはこういった効果があります」
こんな風にお伝えしてしまうのは、分析した栄養素の数値の和で表す西洋栄養学っぽい表現になってしまいますのでやめておきますね。




東洋医学で大切に考えられていることは「気血水」のバランス。
人は食べたものの栄養素をすべて取り入れるのではなく、受け入れる側の気質と合わせてのバランスをとるというのが中医営養学の考え方です。

天人合一思想が根底にある東洋医学。
人間も他の動物や植物と同じように、自然を構成している一つにすぎません。
自然に沿って生きることを大切に考えられています。


なのでね、
「桃はそのままで食べた方が好き。」
「阿波晩茶は温かくして飲みたい。」

そんな自然に出てくる自分の気持ちに沿って、おいしく食べるのが一番身体にいい、と思っています笑。

自然な気持ちに沿って食べ物を選ぶためにも、未病の状態で規則正しい生活をすることがとっても大切。
常に穏やかな気持ちで規則正しいリズムで過ごしていると、わずかな体調の変化や自分の欲する食べ物にも気が付きやすいですものね。


いつも頭で考えて栄養のバランスを取ろうとしがちな私にとって久しぶりに開くの中医営養学は、風の時代と言われる自分の気持ちに沿った生き方に見合う食事のような気がして、もう一度勉強しなおしたい学問です。

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