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2024.03.24 私の棚卸しワーク レポート

よろず支援拠点と徳島市立図書館の共催ビジネスセミナーにお申し込みくださった皆様、ありがとうございました。

よろず支援拠点の仕事内容を私のブログで書くことは不適切かもしれませんが、守秘義務の範囲内で、こちらに記録させていただきますね。


「7つの習慣」をもとに構成し、棚卸しをワークを取り入れた約1時間のセミナー。
企業研修やビジネスセミナーでも取り上げられる「7つの習慣」は、読んだことがある方も多いと思います。

図書館セミナーという環境を存分に活用するため、セミナー3つの項目についてのブックリストを図書館スタッフさんからも作成して頂きました。

1.棚卸しワークで業務の整理整頓

取り組みや変化が分かるように、まずは1週間の「やること見える化リスト」を埋めて頂きます。

見える化リストは、期限が決まっていること(緊急で重要)と、期限が決まっていない項目(緊急ではないが重要)に分けて、4分間で書き込む作業です。

集中して書き出す間、私たちは影響の輪(自分でコントロールできること)の中で過ごしています。
ぼんやりなんとなく「こんなことがしたいな」と思い浮かべているときは、「うまくいくかな」「家族に反対されたらどうしよう」「私のやりたいことを先に取り組んでいるあの人がうらやましい」といった、関心の輪(自分でコントロールできないこと)にフラフラと移行してしまいやすい。
コビー先生は第1の習慣として「主体的である」をあげています。
自分で取り組めることを書き出すことで、「主体的である」に集中して頂きました。

次はゴール設定。
1週間のゴール設定ではなく、人生のゴール設定です。
単なる時間術のセミナーと思って参加して下さった方にとっては「え、今ここで決める⁈」と驚かれたかもしれません。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」=ミッションステートメントを決めて頂きました。3分で(笑)。

座右の銘でもいいですし、身近なあこがれの人を設定してもいいし、歴史上の偉人を目標にしてもいい。ご自身の宗教のご真言でも経典でもオッケー。

ワークシートをのぞき込んではいませんが、皆さん真剣に鉛筆を走らせていました。


そしてリストとゴールを見比べながら、誰がするか、優先順位はどうするかを決めます。
影響の輪(自分でコントロールできること)の外にあることは手離す。自分でなくても良いことは人にお願いする。期限が決まっているリスト欄が、ゴールとは関係ないことで占めているようなら、リストから外す方法を考える時間を(期限が決まっていないリストに)もうける。


最後に3分間で時間割を作りました。
時間貯金。「余ったら貯金しよう」では、お金が一向に貯まらないのと同じ。期限が決まっていないリストに取り組む時間を先に確保します。

コビー先生は第3の習慣として「最優先事項を優先する」ことをおススメしています。最優先事項とは「緊急ではない重要な事」、ここでは「期限がきまっていないリスト」を優先して取り組むようにします。

確かに、緊急で重要なことを消化する毎日になりがちな私たち。
私の失敗例をあげたり、時間割はいつも修正していいとお伝えし、できるだけ自分のやりたいことに取り組む時間を決めて頂きました。

2.穏やかに過ごす空間を確保しよう

私たちの時間を奪うものの1つに「物とかかわる時間」があります。
物を管理する時間、探す時間を減らすために、整理整頓のお話をしました。

企業で推奨されている5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)。
私からは・減らす・決める・共有する、の3つのポイントをあげてお伝えしました。


3.自分のための穏やかな時間と空間の中で

コビー先生が推奨する第7の習慣「刃を研ぐ」。
本の中では肉体、精神、知性、社会・情緒、の4つを磨くことを取り上げています。
セミナーではこれを「自分の機嫌をとる」と解釈して、ご機嫌に過ごすマイルールを3分間で書き出して頂きました。

自分が好きなことはなんとなくわかっているけれども、「書き出す」ことで改めて確認できたと思います。自分の時間を奪うことを避けるための「お断りフレーズ」とかもね(笑)。


今回の「セミナーの(目に見える)ゴール」は
〇やることを見える化する
〇ご機嫌に過ごすマイルール
この2枚のワークシートを完成させること。

「書き出す」作業に集中することで、「影響の輪」の中にとどまる時間を作る。

目標としては今回のセミナーを通して、「私たちは何のために時間が欲しいと思っているのか。できた時間で何をしたいと思っているのか。」と考える時間を持つこと。

まだ私自身「7つの習慣」を落とし込めていませんし、この先もステージによって「7つの習慣」の解釈の仕方は変わっていくと思います。
今回取り上げたのは第1第2第3と第7の習慣、私的成功して自立するところまで。さらに、第4、第5、第6の習慣を取り入れて、社会の中で共に成長するために、私も常に自分の「在り方」を問い続けていきたいです。

「7つの習慣」
漫画で読む、ティーンズのための、子ども用のもの、色々と出版されていますが、原書おススメですよ。



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