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2021.02.05 タルトに関するQ&A

今日はふれあい健康館さんで「小さなチョコレートタルト」の一般講座でした。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。


抽選に外れてしまった方、申し訳ありませんでした。
応募してくださってありがとうございました。

共同作業をなくして、お一人ずつの作業でしたので、材料がちょっとずつ。
おままごとみたいなお菓子作りでしたね。

「お菓子作りは全くしないんです。」
「タルト、作ったことないんです。」
という、初めてさんもいらっしゃって。
初めてのタルト作りにkurikuriの講座を選んでくださって、ありがとうございます。
嬉しいです!

実習台を回っていて、いくつか質問がありましたので、こちらで皆さんともう一度共有したいと思います。

Q1)タルトの型を買いたいですが、最初に買うのはどんなものがいいですか?

おススメは底が取り外せるタイプの丸い型(菊型)です。
ひっくり返さずに型から取り出せるので、焼き込みタイプでもフィリングが崩れずに底から押し上げて取り出せます。
大きさは直径18㎝が、よくレシピにも取り上げられています。

今日は簡易タルト型を使い、ピケ(底に穴をあけること)しましたが、これからタルトを沢山焼きたいと思われるなら、一緒にシルパン(耐熱のメッシュシート)を購入されるといいです。
メッシュを通して空気が抜け、底に吸い付くようにきれいに焼けます。
クッキー、シュー、タルト、…、底上げ防止に何でも使えて便利です。

使い方ですが、タルト型の底板を外し、そのままシルパンの上にのせて焼成します。
焼成後に取り外すときは、シルパンと型の間にパレットナイフをスッと通してクーラーにのせます。(メッシュにクッキー生地が食い込んでいることがありますからね。)
冷めて生地がおちついたら、底穴から手を入れて押し上げても大丈夫です。
水分が多いフィリングは底がやわらかいので十分気を付けてくださいね。

タルト作りにハマってきたら、小さな型(タルトレット型)をいくつか買ったり、スタイリッシュなタルトリングが欲しくなったり、四角い型も欲しくなることでしょう。少しずつ増やしていくのも楽しいですね。

Q2)タルトの型に油は塗らなくていいですか?

はい。大丈夫です。
クッキー生地はしっかり焼成することで生地が少し縮んで型離れします。
アルミ製のタルト型、フッ素加工してある型、両方持っていますが、どちらも型の処理なしにきれいに外れます。

Q3)飾り用のドライフルーツ、中に入れて焼いてもいいですか?

大丈夫です。
できれば湯通しをして水分を取り、リキュールなどに漬け込んでから使うほうが、味わい深くて柔らかく、私は好きです。
「ドライフルーツのリキュール漬け」「漬け込みフルーツ」などで検索すると作り方が出てきます。
パウンドケーキやシュトレンなどにも使えます。

今日は飾りなのでチョコレートに水分を与えたくなくてドライのまま使用しました。

Q4)焼き込みタイプのタルトに入れるのはどんなものがいいですか?

どんなフルーツやナッツもおすすめです!
これもフレッシュフルーツを使うよりも、コンポートにしたり、ソテーしたりして加工したフルーツの方がいいです。
そのままフルーツを焼き込むと水分が多すぎて味がぼやけます。
ブルーベリーはフレッシュなままでもいいかな。
苺が美味しい時期ですが、苺は一緒に焼き込むよりも後でカスタードクリームなどと一緒にデコレーションした方が美味しいですね。

焼き込むタイプのタルト。
いくつかご紹介しますね。

手前からカラメル林檎と胡桃タルト。次がフレッシュブルーベリーのタルト。
蜂蜜ナッツ&カマンベールチーズのせの林檎のタルト
金柑のシロップ煮と胡麻のタルト。
中央が栗の渋皮煮と胡桃のタルト。ダークチェリーのキルシュ漬けタルト。
栗とさつまいものタルト。
オレンジのタルト。皮ごとシロップ煮にしてあるオレンジを使っています。



今日は生地の伸ばし方をデモンストレーションしました。
その中で、洋ナシのコンポートをカットして焼き込んだ「タルトブルダルー」をご紹介しましたが、オーブンがなったのに気が付かずに焼き過ぎてしましました…。

こんな感じ焼きあがります。

タルト。
いかがでしたか。

今日の講座が、これからの皆さんのお菓子作りのお役に立てたら嬉しいです。

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