先月ドイツフェアーを開催していたクレエールさん用のクッキー生地。
「スペキュロス」というお菓子をご提案しました。配合は色々とありますが、シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグの4種類を使ったものが多く、スパイシーなビスケットです。
私の中で「スペキュロス」はドイツ菓子のイメージがあったのですが、実はベルギー生まれだそうで。
さらにドイツからの研修生さんによると「スペキュロスはクリスマスのお菓子ですよ」と。
3月のドイツフェアーで販売するには、色々と間違っているかも笑。
というわけで、却下になったスペキュロス。それにクッキーパラダイスの写真撮影用に試作したクッキー生地諸々を合わせて。
お花模様を付けて大きめに焼成しました。
賞味期限切れのアーモンドプラリネとミルクチョコレートを合わせてジャンドゥーヤにして。
ほんのりスパイス香るジャンドゥーヤサンドクッキー。
美味しーい!
けど同じものはもう作れません笑。
はい。
まだお猿さんが可愛らしくなりません
パーツをしっかりと冷やすことが大切なのだという事はわかりました。
わかりましたけれども、2時間でデモンストレーション込みでラッピングまで…
ちょっと無理しすぎました笑
結局は準備が大事なんですよね。
段取り屋として請け負います!
パーツの組み立てをお楽しみいただけるよう、もう少し調整しますね。
エミール講座にお申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
今期のエミール講座は「クッキーパラダイス!」と称して、様々なクッキーの技法を通して、可愛らしいクッキー作りを楽しむ時間にしたいと思っています。
5月はアイスボックスクッキーのお猿さん。
アイスボックスクッキーは、棒状に伸ばしたクッキー生地を冷蔵庫で冷やし固め、カットして焼成するクッキーです。
ココアや野菜パウダー入りの生地を組み合わせて、金太郎飴みたいに楽しい絵柄を作ることもできます!
お猿さん、もう少し愛らしいお顔にしたくてまだレシピ調整中。
さすがに食べきれないし、バターももったいない…
粘土!
うん、端からのぞいたらいい感じにお猿さんぽい!
でも切ってみると、紙粘土の繊維がカッターに引っかかるし、ねっちりして形は歪んでくるし、断面がわからない。
やっぱり、クッキー生地で試作した方が間違いないですね。
ダメだとわかったことも1歩前進!
とりあえず重量配分も確認できたし、あと1~2回で決まりそうです。
5月のエミール講座にお申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
お楽しみに。
今期のエミール講座はクッキーパラダイス!
ラッピングまで楽しんで頂こうと思っています。
オリジナルシールが作れるコンパクトプリンターを購入しました。
パソコンを使ってA-oneシリーズのシールを作るのも好きですが、枚数が沢山できてしまうのが不便でした。
コチラはちょっとシールを作りたい時や、ネットや本から引用したレシピを試作ノートに貼りたいときに便利。
テンプレートも色々あるし、もちろんネットから引っ張ってこれるので、何でもあり。
感熱紙のシールも、薄さがツボです。
しばらくシールにはまりそうです。
お約束したレシピブック、できました!
3月最終週の私の「やることリスト」。
期限が決まっていないリストの中に、レシピブックを作ることを記載していました。図書館セミナーでも公言していましたね。
先月末に何とか整え、注文するをポチッ。
そして昨日到着しました。
エミール講座で人気だった、4号サイズで簡単に美味しくできるお菓子6品をまとめたものですが、第一印象は「うすっ」。
調理器具を購入した際に添付してあるようなおまけのレシピブックみたい笑。
でもね、とっても嬉しくて嬉しくて。
その小さな表紙を眺めてニヤニヤしてしまいます。
とりあえずもう一度チェックして、50冊ほど注文しようかと思います。
できた!
Instagramに投稿していた私の初カステラ物語。ご覧くださった皆様、ありがとうございます。
レシピサイトで一番人気のレシピで、初めて焼いてみました。
材料は、卵、上白糖、蜂蜜、みりん、小麦粉、ザラメ糖。
型は新聞紙ですし、特別な材料や道具は必要ないので、思い立った時に作ることができますね。
レシピには、「粗熱が取れたらラップにくるんで常温で保管し、3日間寝かせてからカットする」とあります。
カステラが食べたいな → 材料は家にあるから作ろう! → 食られるのは3日後。
食べたいと思ってすぐに作って食べられるわけではないようです笑。
しかし、せっかちな私は2時間ほど休ませてカットしてみました。
ウェーブナイフをお湯で湿らせながらカットしたんですけどね。
こんなにボロボロです。
食べた感じは「重たいスポンジ生地」といったところ。カステラ独特のしっとり感が全くありません。
残りの半分はレシピ通り3日後にカットしてみよう。
そして後日、残り半分のカステラをカットしました。
もしかしたら、包丁が良くなかったのかもしれない。
そういえば製菓の道具箱にはカステラ包丁なるものが入ってた。カステラ包丁と名のるくらいだから、きれいに切れるに違いない!
ところが20数年一度も出番がなかったカステラ包丁は、行方不明。
そこで、
○普段の料理に使っている牛刀(熊本県・小山刃物)
○パンやお菓子のカットに使用しているウェーブナイフ(ドイツ・ロベルト・ヘアダー)
○やわらかいシフォンケーキや、外カリッ中フワッの断面を見せたいときに使用する電動ナイフ(アメリカ・クイジナート)
この3本のカットを比べてみることにしました。
結果は
はい。ほぼ一緒でした。
先のボロボロ問題は、生地をしっかり寝かせなかったことにあるようです。
食べてみても明らかに食感が違う!
カステラならではのしっとり感があって、先日とは全く違う食べものです。
カステラって、熟成する食べ物なのですね。
しかもこれはまだ熟成2日後。まだ美味しくなるのかしら。
せっかちな私は、やっぱり3日間なんて待てなかったのでした。
先月のことですが。
製菓学校でとってもお世話になった恩師から、15年ぶりの突然の電話。
いつも私のブログを見て下さっているそうで、
「最近、古典菓子が好きなんだってね。僕の持ってる古い本で良かったら送るよ。」
御年79歳、相変わらず元気なお声です。
届いた箱には、私が製菓の学生の時から先生が授業で参考に使っていらっしゃった、絞りやパイピングの本や、今は絶版になった貴重な本がたくさん入っていました。
そして2便目の箱には、またまた貴重な書籍に加えて、チョコレートフォークや型まで入っていて。
たくさんの卒業生がいる中で、ずっと気にかけて頂いて嬉しい!
お菓子作りを続けている私を見守ってくれている人がいるのは本当にありがたいし、心強いです。
幸せ者ですね。
私の周りのお菓子作りが好きな皆さんに、この貴重な本の内容や道具の素晴らしさを還元できる自信はありませんが、まずは私自身が楽しませて頂きますね。
本当にありがとうございます。
先生、いつまでもお元気でいてくださいね。
今日はイースターなので、先生から頂いた兎の型を飾って。
お菓子作らんのかーい(笑)。
クレエール子ども食堂に来てくださった皆様、ありがとうございました!
クッキング講座に参加してくれた、親子さん、学生ボランティアさんの手の中から、可愛らしい幸運の豚さんがたくさん生まれましたよ!
手元を映し出すモニターが無いので、細かい作業が分かるように、急遽レシピに動画を付けることにしました。
昨晩慌てて撮影し、夜中に編集しようとしたらピンボケが甚だしい(泣)
ピンボケと私の手のシワがお見苦しいですが、よろしければご覧ください!
クレエールさんには沢山の支援物資が届いていました。
時間内に参加できなかった方には、お渡ししたり届けたり。ボランティアさんも一緒に活動されています。
ここに来れば居場所がある。
そんな活動をされている皆さんと緒に、お子さんたちの笑顔を見ることができて嬉しいです。
活動に参加させて頂き、ありがとうございました。
先日、エミールさんでレモンのケーキを作ってきました。
参加して下さった皆様、お申し込みくださった皆様、ありがとうございました。
ヴィーガン仕様という事で、動物性食品を一切使わずにつくるフランス菓子。
ウィークエンドシトロンは、フランスを代表するバターケーキ。バターケーキの基本材料はバター、砂糖、卵、小麦粉です。
もちろんバターと卵は使えませんし、精製の過程で骨灰を使用するグラニュー糖は使えません。
豆乳や植物油におきかえてご紹介しました。
ウィークエンドシトロンはレモンのケーキなのでレモン汁が入るのですが、このレモン汁がウェット素材に「トロミ」をつけ、お菓子作りの中でいい仕事をしているんですよね。
・ウィーガンってそもそも何?
・ウィーガンのお菓子作りのポイントとは。
試食の時間にはスライドを使ってお話しました。
いつも皆さん真剣。
綺麗に焼けました!
12㎝の可愛らしいお菓子たち。今回が最終回でした。
いかがでしたか?
プレゼントにぴったりなこの大きさ。私一押しの型です。
これからも、簡単可愛い美味しいのお菓子作りをお楽しみくださいね。
NPO法人クレエールさんにドイツから研修生がいらっしゃっています。
3月いっぱい、日本の障がい者雇用についてクレエールさんで学ばれるそうです。
3月はドイツのお菓子を作って販売しよう!という事で、ドイツからの研修生さんおススメ「シュヴァルツヴァルダー キルシュトルテ」を作ってみたいとのご相談がありました。できれば販売して皆さんのお給料にしたい!
ドイツ南西部にあるシュヴァルツヴァルト(ドイツ語: Schwarzwald)という森林地帯。南北約150㎞に渡り、ドイツ最大の自然公園を有するこの森は、日本語で「シュヴァルツ(=黒)ヴァルト(=森)」という意味です。
森に植林されたドイツトウヒの木が密集することで、森が黒く、暗く見えることから名づけられました。
この辺りはサクランボの産地なので、ココアスポンジ、削りチョコレート、サクランボ、キルシュ(サクランボのお酒)を使った丸いデコレーションケーキを「黒い森のケーキ」と呼んでいます。
お菓子屋さん的にはそんなに難しくないお菓子ですが(スイートチェリー缶とキルシュがお高いのが商品化のネックではあります)、
「おやつ」として県庁で販売するには、ホールケーキはNG。
という事で、
メンバーさん、研修生さん、大学生のボランティアさんでも作ることができるように、カップ仕立てのキルシュトルテを商品化することに!
私の時間が取れなくて、ざっと流すようにしかお伝え出来なかったのが残念。
そこで、研修生さんがドイツに帰っても障がいのある方と一緒にキルシュトルテができるように、クレエールさんもこの先キルシュトルテを販売できるよう、動画を作ってプレゼントすることにしました。
先日クレエールさんでキルシュトルテを一緒に作っていた時、
「サクランボは上にのせたほうがいい」
「クリームが多い気がする」
「クリームは後の方がいい」
皆さんから色々なアイデアが出てきました。
そんな意見をとりいれて作ったのがこちら↓
動画を撮って急いで編集し、整えた配合表にQRコードを付けて、ケーキを一緒に届けてきました。
抽出に20分ぐらいかかって、間に合わないかと思いましたしたが、16時の終業時間ギリギリセーフ。
合理的配慮を取り入れた配合表と作り方動画。
公式ラインで撮影ボランティアを呼びかけたら「残念ながらいけないけど、いい動画が撮れますように!」「どなたもいらっしゃらなかったら、面識ありませんけどお声がけください!」など、温かく心強いメッセージをありがとうございました。
またあらためてご紹介したいと思います。