kurikuri

お知らせ・ブログ

2020.12.06 段取り屋の仕事。

kurikuri お菓子の会は、一緒にお菓子作りを楽しむ会。

親戚のおばさんの家で一緒にお菓子をつくる。
姪と一緒にお菓子を作る。
友達の家で一緒に作る。

そんな感覚で私と一緒にお菓子作りを楽しんで頂けたら嬉しいです。

だから私は段取り屋。

お菓子作りの楽しいところを満喫していただくために、
皆さんがスムースに作業が進められるよう。
段取りをするのが私の仕事です。

「ここまで準備をするのが大変ですよね」と言われますが、
この準備の時間が大好きなのです。


計量するのが好き。
どの器を使って測っておけば、作業がスムースに進められるか。
作業の流れ(作業性と器の大きさを考える)、
その現場にある準備に使える器の数(デモと実習が同じ器でないと混乱させてしまいます)、
器と材料の相性(流し入れられるものか、ゴムベラが必要な材料ならゴムベラが入る大きさか)、
器とラップとの相性(ラップがうまく張り付かない器に乾燥大敵な材料は不可)、
午前午後入れ替わりの場合の器の段取り(午後の容器が足りないときは午前の早い段階で使い終える材料にして、レッスンの合間に片づけながら午後の計量)、
などなど…

くるくるとシュミレーションして的確な容器に計量する。
これが楽しくてたまりません。



そんな準備の中の一つ。
薬包紙を使って塩やベーキングパウダーを包んでおく
(↑動画につながりますのでクリックしてみてくださいね!)


幼いときの罹りつけの医院では、まだ薬包紙に包んだお薬を処方してもらったことをかすかに覚えています。
それを真似して折りたかったのを、たしか祖父が教えてくれたのだったかな。

大学で実験する時も、先生やシェフのアシスタントをする時も、少量の粉末はずっとこのやり方で準備してきました。

型紙を用意した際に出る切り落としで構いませんので、大まかな正方形に切ってやってみてください。
色々と便利に包めます。

2020.12.05 シュー。

ピポット徳島カルチャー教室の講座。
来週になりました。

お申し込みくださった皆様、ありがとうございます。

小さなシューを積み重ねたイタリアのお菓子「プロフィットロール」を
クリスマス仕様にしたものです。



シューはとっても面白い生地。
私にとって、一番興味のある生地です。


同じ配合のシュー生地でも、自宅の電気オーブン、クオカのオーブン、山陽学園大学のガスオーブン、クレエールのオーブン、
全部焼き上がりが違いました。
オーブンシートなどが違っても焼き上がりが違います。


なかなか手ごわい、暴れん坊。


今回、ピポット講座で取り上げるのはプティシュー。

プティシューは比較的どんなオーブンでもお行儀よくプクット膨らんでくれるいい子ちゃんです。

お菓子作り初心者さんが、家に帰って復習しても同じように焼きあがるはずなので、苦手意識なくシュー作りにハマって頂けると思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

2020.12.04 はじめの一歩。

お菓子の会を最初に開いたのは、長男がようやくお座りし始めたころでした。

けれどもそれから間もなく、長男の小麦アレルギーが見つかったこともあって、
お菓子作りからは離れます。

授乳をやめるまで、私自身も小麦の除去をしていました。
不思議とお菓子を食べたいとも、作りたいとも思いませんでした。
色々と必死過ぎて、その頃の記憶はあまりありません。

長男は幼稚園に入る前には、何でも食べられるようになりましたが、
入園直前の3月には東日本大震災が起こり。
沢山の方がつらい思いをされている様子を知っている中で、
必ず取らなければならない食事とは違い、生活に絶対必要ではない「お菓子を作って過ごす」という気分にはなれませんでした。

次男も生まれ、なかなか自分自身の仕事について考える余裕はなかったのですが、
長男を妊娠中に登録していた社会福祉協議会の「できますボランティア」から、「障がい者施設でのお菓子製造のアドバイスをしていただけませんか?」と連絡がきて、
再びお菓子とかかわることになりました。

自分の経験が誰かの役に立つのは本当に嬉しかったですし、
お菓子って本当に奥が深くて面白いと、あらためて思いました。

またお菓子の仕事がしたい。


そんな時に夫に辞令が出て、東京から高松へ。


その後も家族に色々と災難が起こり、お菓子を作って過ごす余裕は全くない状況。
そんな中ふと、高松には cuoca があったことを思いだし、気分転換もかねてお店に行ってみました。

製菓学校で発注を担当していたころは、当時新宿三越に入っていた cuoca へはよく小ロットの材料を買いに行っていて。
いつまでも見ていたいワクワクするお店です。

「レッスン講師募集」


初めて行ったクオカショップ高松で張り紙を見つけた時、やってみたくてたまらない気持ちと、自信のなさとでドキドキが止まりませんでした。
(多分ずっと募集の張り紙はあったのでしょうが)今応募しないと、このチャンスはないかもしれない。
でももう少し技術に自信がついてから…。

ちょうどその時読んでいた宮本輝さんの小説の中で、
すし屋の弟子がお店を持とうか迷っていると、親方が「自信が出来てから店を持とうなんて思っていたらいつまでも店は出せない。お客様から色々と言われて成長させて頂くのだ。」という一文があり。

思い切ってお店に連絡を取り、面接とテストレッスンを受けさせて頂くことになりました。

それから夫に徳島勤務の辞令が出るまで約3年間。
クオカショップ高松は、
私自身が、お菓子作りやお菓子のレッスンをすることについて沢山学んだ大切な場所です。

今、徳島の色々なところでお菓子の講師をさせていただけるもの、クオカでの経験があったからだと思っています。


クオカショップ高松があったところは更地になっているそうで。
(見ると泣いてしまいそう。)


クオカで取り上げたレッスンについても、記録として時々綴っていきたいと思います。







2020.12.03 ずるい。

紅玉を見つけました。
「あら!まだいたのね。」と思って嬉しくなり、連れて帰りました。

紅玉が出回るのは一時で。
林檎の品種がものすごく増えて、しかも最近の林檎はどれも美味しい。
紅玉でなくても、美味しい林檎のお菓子はできますね。

けれども、やっぱり紅玉を見つけたら林檎のお菓子を作らないと!

なんとなく作った焼き林檎。

今年1番美味しいと思ったお菓子かもしれません。


適当に作ったのに、こんなに美味しくなるなんて。
ずるい。

林檎の上を切り落とし、種をくり抜く。
冷蔵庫に余っていたクレームダマンドを詰め、
キビ糖とシナモンを振りかける。
好みでお酒をかけて。
180℃で約1時間焼成。

参考までに。

生クリームやアイスクリーム、ナッツをかけてお召し上がりください。


2020.12.02 数か月を行ったり来たり。

この時期こんな包みの写真をアップしたら、中身はきっとシュトレンと思われるでしょうね。


こちらの中身は、先月末が詳細と画像の提出期限だった2月の講座のお菓子です。
ラッピングはどうしよう…まだまだ思案中。

お菓子の会も出張講座も、取り急ぎ期限までに企画と画像を提出し、直前までレシピなど諸々の調整をしています。

今日は、来週に迫ったピポット徳島さんのレシピを整えるための最終試作と、
12月のお菓子の会のレシピも気になり、試作。

頭の中には他の企画の提出期限もチラついて。


季節をまたいで行ったり。
何に追い越されないように走っているのだろう。


2020.11.30 11月のお菓子の会終了。

「コンヴェルサシオンとマロンパイの会」が終了しました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。

皆さん大きな栗の渋皮煮に驚いて下さって。


そうなんです。
毎年頂く栗は、スーパーや産直市でも見かけたことがないくらい、
とっても大きくてぷっくりとした美味しい栗です。

こちらは数年前の栗しごと。

12月に「コンヴェルサシオンとマロンパイ」のリクエストを頂いていて、これで今年の栗の渋皮煮はおしまい。


また来年の私の栗しごとで、皆様に栗のお菓子を楽しんで頂きますね。

2020.11.29 おめでとう。ありがとう。

昨日は下の息子の誕生日でした。
パーティーは、家族みんながゆっくりできる今夜に。

ケーキのリクエストはオペラでした。

家族のお祝いケーキは、いつもありあわせの材料を使った「やりkuriケーキ」です。
kurikuriの投稿をあちらこちらで見てくださっている方は、「あー、あのケーキの残りを使ったのね」と気づいていらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに今月13日は、上の息子の誕生日。
ケーキは「何でもいいよ」と言ってくれたので、講座用の撮影に使った物でお祝いしました。(まだ講座が公開されていないので、SNSにはアップしていません。)

おめでとう。
いつも協力してくれてありがとう。


2020.11.28 器を買いに

地元の同級生が今日から徳島で個展を開くので、14gさんへ会いに行ってきました。
20数年ぶり。名前を思い出してくれてありがとう。


人気陶芸作家くん。

照井壮 磁器展
11/28~12/12
14gにて

2020.11.24 kurikuriお菓子の会

kurikuriお菓子の会の楠本です。
「栗、好きなんですか?」と、たまに聞かれます。
(はい。栗大好きです!)

kurikuriは
材料をやりくり
道具をやりくり
時間をやりくり
お金をやりくり
色々なことをやりくりしながら

手づくりお菓子をクリエイト

沢山のくりをふくんだkuriです。

最初にお菓子の会を開いたのは、長男がやっとお座りができるようになった頃。
ロールケーキの会でした。


プレママ講座から親しくなったママ友と、出産後も児童館などで一緒に過ごしているうちに、「へーお菓子のお仕事してたんだ!教えて!」となり。
「お互い子どもが泣いたら授乳したりあやしたりしないといけないしね。教えるっていうか、うちで一緒に作ろう。材料費だけもらうね。」
長男を背負って「教室」というにはおこがましかったので、一緒に作る「お菓子の会」ということにしました。

背中に負ぶっていた長男は今13歳。私の背をこえました。

2020.11.23 苺様

果物売り場で徳島産の苺を見かけるようになりましたね。
(まだ高い!)
苺なんて呼び捨てにできません。
苺様です。

3月の講座の写真を撮りたかったので、思い切って購入しました。

赤い実があると、どんな風にデコレーションしようかとワクワク。
作業する手も軽やかです。

苺を主役にして流し撮りをしてみました。今月の写真講座で習ったことを試してみたくて。

ホイッパーを回すのが早すぎて、何しているのか不明の画。
それでもって、今度は少しゆっくりめにかき混ぜて撮り直し。

少しワイヤーが見えて、何をしているかわかるでしょうか…。

月に1度参加している「初心者のための 写真の撮り方上達講座」。
先生はロケーションフォト&自家焙煎珈琲ASANOの浅野欣也先生です。
全6回の講座ですが、次回講座までFacebookの写真講座グループに写真を投稿すると、先生が添削してくださるという、何ともありがたいお得な講座です。

早速先生に添削して頂き、沢山アドバイス頂いた中の1つに「シャッタースピードを変えて色々試してみてください。」と。
それ!
自分が色々とスピードを変えてました(笑)。

10秒タイマーを使い、生クリームとカメラの間を小走りすること数回。
生クリームがバサつき始め、撮影の練習そこそこにして急いでショートケーキを仕上げます。
だって絶対美味しい苺ショートにしないと、苺様がもったいない!

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