来週はピポット講座でガトーショコラを焼きます。
焼きっぱなしのお菓子って、本当に難しい。
このガトーショコラもその一つ。
メレンゲの状態、材料を合わせる温度、オーブンの温度で様子が違ってしまいます。
柚子のマフィンの講座の時、生地が吹き上がらないように材料の微調整を行いました。
それまで何度も調整した自前のオーブンで焼いたものよりも、会場のオーブンで焼いた方が、きれいにこんもり理想の形に焼きあがって。
オーブンって面白いと感じたのと同時に、何度も試作したのに「オーブンが原因だったのか…」とがっかりしたのも正直な気持ちです。
それが分かっただけでも収穫でしょうか。
ガトーショコラもピポットさんのガスオーブンですと、まったく様子が違うかもしれません。
それを楽しみにして。
完璧を求めない。
今月のお菓子の会のデコレーションケーキをみた息子が「また余計な事してる」と。
普通の苺のショートケーキがいいんですって。
苺にホワイトチョコレートやフランボワーズクランチは必要ないんだそう。
昨年はこの時期に柚子を使った加工研修をさせて頂いたのですが、柚子を手に入れるのが難しくって。
それで今年は、旬のものを使った実習にしようということで蓮根にしました。
けれど昨日の研修会では、蓮根農家さんは参加していらっしゃらなかったんですよね。
今、収穫期でとっても忙しいから(笑)。
私は本当に6次産業化のお役に立てるよう、生産者さんに寄り添っているのか。
色々と反省したのでした。
農産物を加工して流通にのせる。
賞味期限や輸送、価格競争の問題もあって、似たような商品が溢れ返っている現実に、6次産業化の難しさを感じます。
道の駅でジャムやシロップ、ドレッシングの類が所狭しに並んでいて。
生産者さんのことを考えると苦しい。
流通にのせるのも一つの手ですが、その時その生産地でしか食べられないものを食べに来て頂き、生産地域ごと楽しんで、そして味わっていただけるような取り組みができればと言う思いで、焼きたてのキッシュのランチプレートをご提案しました。
生産物の溢れる価値を生産者さんと一緒に高めていけるような活動ができたら嬉しいです。
今日は研修会で皆さんと一緒に「蓮根キッシュのミニランチプレート」を作ってきました。参加して下さった皆様、ありがとうございました。
蓮根キッシュ、蓮根と紫玉ねぎのマリネ、蓮根のポタージュ、サラダ(塩麹のドレッシング)をグループで作っていただいて。
2時ごろからものすごく吹雪いてきたので、ランチパックに入れてお持ち帰り頂きました。
徳島県立農林水産総合技術支援センターの皆様、お世話になりました。
続きはまた明日。
おやすみなさい。
明日は「蓮根キッシュの実習とレシピ開発の考え方」の研修会です。
お申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
いつものお菓子と実習と違って、ランチプレートを作りますので、準備する材料も道具もちょっと違っていて緊張です。
忘れ物がないか。
そして雪は大丈夫か…。
パワーポイントやテキストといった簡単な資料も作成し、準備は整いました。
明日は香川県からのお客様もいらっしゃいますし、山間部からもいらっしゃるかもしれません。
どうぞ皆様気を付けてお越しくださいね。
それでは明日よろしくお願いいたします。
エミール講座のショコラフロマージュに忍ばせる干し柿を、あんぽ柿にしてみたら…
やわやわで、混ぜこんだら生地に溶け込んでしまいそう。
やってみないとわからないですよね。
とりあえずリキュールにつけました。
今日はJAかいふさんで、皆さんと一緒にモリンガクッキーと柚子マフィンを作ってきました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
お菓子作りの基本的なことを皆さんにお伝えして。私は皆さんからモリンガと実生柚子(みしょうゆず)のことを色々と教えて頂いて。
とっても楽しい3時間の研修会でした。
あれだけ試作して調整したマフィン。
実習室のbistrochefで綺麗にこんがり焼きあがりましたよ。
オーブンの違いってこんなにあるものだと、またまた勉強になりました。
そんなわけで私のモリンガクッキーは焼成しすぎまして…。
その失敗があり、皆さんのモリンガクッキーはちょうどいい焼き具合でよかった。
いかんせん、皆さんこの笑顔で研修を終了して下さって嬉しいです。
主催の美波農業支援センター様、JAかいふ様、色々とお手伝い下さってありがとうございました!
先日の、粉間違いが爆発の原因かと思っていましたが、そうではなかった件。
参加して下さる皆様を、がっかりさせるところでした。
確認を重ねること5回。
レシピを訂正しました。
明日、どうぞよろしくお願いいたします。
2月のお菓子の会「タルトショコラオランジュ」の相席ございます。2/21(火)、2/24(金)、お一人様でお申し込みの方を募集しています。
一緒にチョコレートのお菓子を作りませんか?
※ 今後の状況によりましては、会を中止させて頂く場合がございます。また、日程を変更する場合がございますので、あらかじめご了承下さいませ。
※ お申し込みは参加日の5日前までとさせて頂きます。
※ これまでに取り上げたテーマのリクエストレッスンも可能です。
※ 追加料金2000円で、1名様のご参加を承ります
昨日、エミール講座に参加して下さった方から、「ケーキのデコレーションって難しいです…ベースまではいい感じにできるんですけど。」といったお声を頂きました。
お一人ではなくて、同じ日に3名様から。
具体的に「苺」の使い方について、まとまりやすいデコレーションのポイントとなることをお伝えしましたので、こちらでいつもご覧くださっている皆様とも共有しますね。
たくさんの品種があって迷いますが、デコレーションに使用するイチゴは平詰めパックですと15~18粒入っているくらいのものがお勧めです。
濃い赤色はケーキを暗くしてしまうことがあるので、プードルデコールを振って印象を和らげます。
ヘタを付けたまま使う場合は、ヘタが大きすぎないもの。
半分に切って表面を見せる場合は、白い面積が多くなり過ぎないように、ケーキ全体で苺を見せる方向を調整します。
うーん、説明が難しいですね(笑)。
ヘタを付けたまま丸ごと使う場合は、ヘタを逆なでるようにキッチンペーパーに優しく擦りつけます。ヘタがピンとなってフレッシュ感が出ますよ。
ということで、主に4号や5号のデコレーションケーキを作る私は、鮮やかな赤い色合いや表面の艶、粒の丸みやヘタの形を総合して、さぬき姫が好きです。
味の好みで言えば、迷うんですけどね。
参考まで。